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逆さ吊りは、拷問に使われていただけあって、本当に残酷です。
実は、逆さ吊りにひっくり返されるまでが、一番痛くて苦しいんです。
まずは、体をひっくり返すために、胸と足首だけで吊られます。
肺に体重のほとんどがかかり、息がつまります。
後ろ手に掛けられた腕の縄も、ギュウギュウに締め付けられて、じわじわと痺れてきます。
足首にもすでに負担がかかっているので痛みはあって、逆さ吊りが完成した時には何倍の痛みになっているんだろうと考えると、恐ろしくて汗がでてきます。
辛いことに耐えた先に、更に拷問があるんです…。
それに、逆さ吊りになるまでの過程には、まだ辛い要素があります。
逆さ吊りになるまでの何段階かの状態の間、辛い姿勢のまま縄を調節されます。
調節されている間って、鞭うたれたり蹴られたりするよりもよっぽど苦しいんです。
縄を調節されているところが見えないから、不安になって、すごく長い時間放置されているように感じてしまうんです…。
やっと胸位置を、下げられて、下げられて、遂にさかさまになりました。
一気に足首に負担がかかり、声にならない叫び声をあげます。
この一切動けない不自由で辛い姿勢で、どんなことをされてしまうのでしょうか…
Vol.6に続きます。